小さいアタリは小さい魚?

いつものようにSNSサーフィンをしていたら、ふと気になる文言を見つけました。『ほほう、これは記事になりそうだ!』ということで書いてみました。皆さんアタリの大きさでどう判断していますか?

アタリとはそもそも何か

めちゃくちゃ失礼な書き出しですよね😅再確認ということでご理解ください。

そもそもアタリとは『ターゲットがエサやルアーに何らかの形で触れた時に生じる挙動』といったところでしょうか。

ここで重要なのは『必ずしもバイト(bite)ではない』ということです。まあ実際にはほとんどがバイトですから、“じゃない”こともあるな程度に認識していればいいのだと思います。

大きいアタリと落とし穴

まず大きいアタリから考えていきましょう。

これは釣りをしていて一番わかり易いものですね。『ロッドがグググッ!と持っていかれる』こんなアタリをイメージしやすいですよね。パワーのある魚が引ったくって行く。アワせも入れやすく、なんならアワセが不要なこともあります。ルアーだと巻物系のルアーで頻繁に起こるアタリです。大きなアタリ=わかりやすいアタリとも言えると思いますが、これは楽しいですよね。大きいアタリはラインのテンションが高い状態にあるのでわかり易いです。

しかしここで一つの落とし穴があります。

大きいアタリが必ずしも大きな魚やパワーのある魚かを決定しない、ということです。

少し言い換えると『大きいアタリでも魚のサイズはわからない』ということです。

例えば、小さな魚でも大きなエサやワームを一生懸命ついばむとロッドには大きなアタリとして伝わりますし、小さな魚はバイト後にバタバタと暴れることも多く、それが釣り人には大きなアタリとして伝わります。

その結果、

『あれ?いいアタリだったのに (乗らない、釣れた魚が小さい)な〜』

となるわけです。

これは渓流のエサ釣りやワームでの釣りで頻繁に起こります。

大きいアタリの『大きい』というワードはあくまで『わかり易い』という言葉の言い換えでしかないからです。

小さいアタリと落とし穴

次に小さいアタリはどうでしょうか。

『フォール中のコッ!というアタリ』が一番わかり易いですかね?ライトソルトやエギングなどで頻繁に感じるアタリです。これを掛けるのが楽しいんですよね。

およそ30cm未満の小型のターゲットを狙う釣り方で多く出るアタリなので、『小さいアタリ=小さい魚』と勘違いしがちです。

いまはっきり勘違いと書きましたが、小さいアタリ=小さい魚は完全に勘違いです。

まず小さいアタリとはそもそもなんでしょうか。大きいアタリはラインのテンションが高い状態にあるのでわかり易いということを思い出す必要があります。つまり小さいアタリはラインテンションが低いことが多く、そのラインテンションの変化を感じているに過ぎないのです。

そしてその多くが『丸呑み』です。そう、丸呑みなのです。

ここまでくればわかりますよね。小さいアタリ=丸呑みの可能性が高いのです。つまり小さいアタリとは、エサやルアーを丸呑みされた際に起こりやすく、言い換えれば何でも丸呑みできるほどのデカい魚の可能性も高いことになります。

しかも丸呑みした後、一気に走り出すことも少ないため、コッ!のあと急にラインテンションが高まることも少ないです。

そう、小さいアタリでもデカい魚が期待できるのです。

まとめ

今回はアタリの『わかりやすさ』と『魚のサイズ』についてお話ししました。

個人的な経験がメインになりますが(それ以外ないですよね😅)、アタリの大きさで魚のサイズは判別できません。むしろ小さいアタリには大物のチャンスがあります。

巻きの釣り、フォールの釣りなど釣り方によってもアタリの特徴は違います。

なぜ大きいアタリなのか、小さいアタリなのかをイメージしながら釣りをするともっと楽しい釣りになりますよ!

コッ!

あーーー!今の魚のデカかったーー!

かも😜

この記事を書いた人
釣りメンぱぱ

浜名湖系釣りブロガー
埼玉県出身。愛知県在住30代サラリーマン。幼児期のニジマス釣りで釣りにハマり、現在ではチニング、メバリング、アジング、サーフ、シーバス、トラウトなどおかっぱりのルアーを中心に日々奮闘中。

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