やっと釣りの醍醐味にかかわるところまできました。これはかなり色々な意見があるところです。なんてったって釣りの最も面白い瞬間の1つなんですから。楽しみ方もそれぞれです。
掛けるアタリと乗せるアタリって?
「アタリ」と一言で言っても様々なアタリがあります。コンッ!という一瞬のものからググググッ!という潜り込むようなアタリまで様々です。
このアタリを大きく2つに分けて分類しているのです。
こんな特徴、掛けるアタリ!
とにかくアワセることに全集中力を使います。気を抜いたら負けです。目はギラギラです(笑)
簡単に言えば「掛けるアタリ」とは一瞬のコンッ!というアタリに瞬時にアワセを入れるものです。アワセ方も手首でビシッ!とアワセるような小さいものが多いです。
自分の技術で魚を掛けた!という実感が強いのでとても達成感のある釣り方です。掛けるアタリはヘラブナ釣りや渓流のエサ釣り、アジング・エギングなどのフォールでの釣りで多いアタリです。
ロッドは掛けに特化した張りのある、穂先がやや硬いものを使用することが多いです。チューブラーと呼ばれます。

こんな特徴、乗せるアタリ!
「来い来い来い、、、」
「ほらほら、、、」
心の声が聞こえてきます(笑)このハラハラドキドキ、もはやイライラに似た感覚を楽しむのです。
「乗せるアタリ」とはググググッ!という潜り込むような深いアタリを待ってから、アワセを入れるものです。アワセ方はしっかりハリを掛けるために、比較的ゆっくりで大振りのアワセが多いです。
一般的には即アワセではバレてしまうことが多いため、「どこまで待つか?」というハラハラドキドキ(イライラ?)を楽しむことができます。フッキングが成功した時の解放感!たまりませんね。乗せるアタリは巻物系ルアーやトップウォーター、泳がせ釣りなど複数のハリを使うことが多いです。
ロッドは、乗せに特化した柔らかい穂先のものを使用することが多いです。こちらはソリッドティップと呼ばれます。

どっちも楽しむのが◎!
そりゃそうですよね(笑)
釣りをしていると、どちらのアタリも出ます。例えば渓流エサ釣りでは、魚が小型の場合には即アワセせずに、あえて乗せることも必要になります。これは状況・環境に合わせて対応することになるので、結局どっちもできるのがベストなのです。
掛けるアタリも乗せるアタリも楽しむ。
釣り方や魚種によってアタリは様々なので、色んな釣りをやってその楽しみを増やしていってください。