高級イカを仕留める!エギング

エギングとは魚ではなくイカを狙う釣りです。餌木と呼ばれる日本伝統漁具を使います。

ターゲットはアオリイカ

エギングで狙うことが多いメインターゲットはアオリイカです。あまりスーパーなどでは見られない高級なイカです。

アオリイカは沿岸部にも回遊するイカでショアからのエギングで狙うことができるイカです。

1kgを超えるものが大物とされますが、4kgを超えることもあります。春に産卵期を迎え浅場に来るため大物を捕獲するには好シーズンです。秋には生まれた子イカの数釣りができるようです。

主に甲殻類や小魚を捕食しており、寿命は約1年と言われています。

釣り方

エギングではその名の通り餌木(エギ)を使って釣ります。

エギには様々なサイズがありますが、アオリイカを狙う際には3号という大きさをメインに2.5~3.5号程度のエギを使います。沈下スピードやカラーの違うエギに変えながら誘います。

エギングは魚釣りの時と違いただ巻きはあまり使用しません。まずボトムまで沈めた後、2~3回ロッドでシャクリ上げ、フォールで誘うことを繰り返します。フォールの時にイカがエギを抱くため、ラインが走ったり、穂先に重みを感じたらフッキングします。

ロッドは8f前後でML、リールは3000番台を使うことが多いです。なぜかダブルハンドルが多いですね。

一番伝えたい!この釣りの魅力!

エギングは他のルアーフィッシングとは違う特殊な釣りです。その魅力を紹介します。

①イカって釣れるの?釣れるんです!

もうまずはこれですね。【イカを釣る】ということ。それ自体です(笑)

【イカを釣る】しかも奇天烈な形のエギで。

誰もが「こんなんでホントに釣れるの?」って思うはずです。もし釣れたとしても「なかなか釣れないんでしょ?」と思うかも知れません。

それを覆してくれたのがエギングです。特に秋の子イカシーズンには初心者でも簡単に釣ることができます。

②いくらあっても困らない!美味しさ!

エギングの次の魅力は美味しさです。食べたいんです。特にアオリイカはイカの中でも最高級に位置づけられるため、そんなイカが家庭で食べられることは大きな魅力です。

お刺身でも美味しいですし、炒めものにしても美味しいです。冷凍保存してもいいので、いくら釣っても困りません(笑)

③ジェット噴射!独特なファイト!

これはイカ特有のジェット噴射です。イカは水を勢いよく噴射して逃げようとするのでブシュー!ブシュー!とリズミカルなファイトになります。

魚と全く違うファイトなので「おお!イカだ、イカだ!」と大興奮することになります(笑)

④アタリがわかるかな?その難しさ!

これは少し初心者には難しい楽しみ方です。イカのアタリを感じ取ることです。

エギングという釣り方は、シャクった後のフォールでアタリをとるため、ラインがたるみやすく、イカがアタっていてもロッドで感じるのが難しいです。ラインの動きで見る方法がありますが、ただ流されているだけなのか、アタリなのか判別が難しいです。

このアタリを感じとれてフッキングが決まった瞬間!最高の瞬間です!ぜひ体験してみてください。

⑤なぜかクセ強?なシャクリ

最後はシャクリです。

これは『自分の誘いにイカが乗る!』という快感です。

エギングのシャクリ方はなぜかクセが強いです(笑)あれはなぜなんでしょうかね?

でもだからこそ、『自分の』誘いに乗ってきたという快感があるんですね。これは他の釣りでも共通する魅力ですね。ただ巻きだとどうしても『誰でも釣れたんじゃないか』『ラッキーだった』という疑問は解消されませんからね(笑)

まとめ

エギングはイカを狙うため、ルアーも誘い方も魚を狙うときとちょっと違います。ですが、それがエギングの魅力であり醍醐味です。

イカは食べる時も捨てるところがないので、食べる楽しみも魅力です。

慣れるまで時間がかかる釣りではありますが、イカを釣ってみたい人はチャレンジしてみては?

この記事を書いた人
釣りメンぱぱ

浜名湖系釣りブロガー
埼玉県出身。愛知県在住30代サラリーマン。幼児期のニジマス釣りで釣りにハマり、現在ではチニング、メバリング、アジング、サーフ、シーバス、トラウトなどおかっぱりのルアーを中心に日々奮闘中。

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