それはアタリ?ボトム?わかりますか?

今回はボトムチニングに特化したお話です。『ズル引き』というテクニックについてです。

ズル引きとは?

チニングにおける『ズル引き』とは、主にワームを使用している際に、ボトムから離れないよう、底に這うようにリトリーブするテクニック、誘い方のことです。

ルアーではブラックバスやチニングでよく用いられ、エサでもキス釣りはズル引きをしていると言えます。

底まで沈むのを待ってから、リールをゆっくり巻けばいいだけなので、難しい技術ではありませんが、初心者ではアタリがわかりにくいというデメリットがあります。

さらには根がかりも頻発します。

アタリ?ボトム?

このズル引きで特に難しいのが、アタリとボトムの『判別』です。

物理的に考えれば、人を起点として、はるか数十m先の違和感を感じ取ること自体スゴイことですからね😅しかもそれをラインとロッドを通して判別しようというのですから(笑)

釣り人以外なら聞く耳も持ってくれないことでしょう(笑)嘘だと思うなら、パートナーに説明してみてください。退屈そうな顔が目に浮かびます🤣

そんなことはさておき、難しくはあっても、判別はとても重要です。

なぜなら

その一瞬で『アワセ』をするかしないかの重要な判断を下すためです。

特にボトムでアワセを入れようものならルアーロストに繋がりますので判別はとても重要です。

では、アタリなのかボトムなのか判別しましょう!

正直、最初のゴッ!だけで100%判別するのは不可能です(笑)アタリとボトムの明確な違いは

生き物か、否かです。

ズル引きではゴッ!ゴッ!という一瞬の重みが繰り返し起こります。これを判別するには巻き続けるか、止めるかする必要があります。

つまり自分の動きに連動する違和感なのかを『分けて』判別するのです。

巻き続けて判別する場合には

巻き続ける⇒ゴッ!ゴッ!

アタると⇒ゴゴゴゴン!

となれば、違いが分かりやすくなりますし、『明らかに魚だ!』と思ったとき以外、巻き続ければいいのでとても簡単です。

次のやり方は、ゴッ!となったら止めてしまうことです。

ボトム⇒何も起こらない

アタリ⇒ゴゴゴゴン!

というように、ボトムではストップしても何も起きませんが、アタリの場合はルアーを持ち運ぶゴゴゴゴン!という感触に変化します。

どちらもアワセが遅れる懸念がありますが、繰り返し実践することで、一瞬で研ぎ澄まされた判別ができるようになるのです。

まとめ

ズル引きは厳寒期や夜、活性の低い魚を狙うときに使われるテクニックです。

非常に有効な反面、ロストの多い方法です。

アタリなのかボトムなのか、を判別できるようになれば、ルアーロストを減らしながら釣果UPを実現することができます。さらには『ここはボトムが荒れてるからロストしやすそうだ、気をつけよう』といったことも把握できるようになります。

まずは、軽めのルアーを使って根がかりを避けながらトライしてみてください!

この記事を書いた人
釣りメンぱぱ

浜名湖系釣りブロガー
埼玉県出身。愛知県在住30代サラリーマン。幼児期のニジマス釣りで釣りにハマり、現在ではチニング、メバリング、アジング、サーフ、シーバス、トラウトなどおかっぱりのルアーを中心に日々奮闘中。

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