ナイトサーフで青物の釣り方・ルアーの選び方!

ここ最近、遠州灘を中心に流行り始めているナイトサーフ。今回はそのナイトサーフについて紹介していきます。主に青物をターゲットにしています。

ナイトサーフとは

主に日没後~日の出までにサーフで行うルアーフィッシングのことです。

最近の昼間のサーフは人気が高く、早朝3時頃に到着しても車が停められないなんてことも頻発するようになりました。やっとのことでポイントに入れても隣同士の距離が近いためキャストの範囲が限定され、ルアーが隣の人のものと絡まってしまうなんてことも😢さらにはサーファーとのトラブルなど起きてしまうこともあり、特に土日にはどこに行っても快適に釣りをすることは難しくなってきています。

ナイトサーフも人が増えてきてはいますが、昼間ほどではないため場所を探せばポイントやキャストの自由度は高く、人が集中する時間も分散しているため広範囲を探ることができます。さらにナイトサーフで釣れる魚は大型が多いため、その点も人気を後押ししています。

ナイトサーフで釣れる魚

ナイトサーフで釣れる魚はタイトルにもあるように主に青物です。青物でもブリ(イナダ、ワラサ)がメインです。シーバス(スズキ)もよく釣ることができます。時には150cmにもなるオオニベという怪魚に出会うこともできます。

このサイズになるとファイトも強烈!

さらにフラットフィッシュ(ヒラメやマゴチなど)も問題なく狙うことができます。

ナイトサーフで釣れたヒラメ66cm!

魚は大型になるほど目の網膜が発達するため、夜に目が利くようになります。つまり大型ほど夜に捕食行動をしやすいので、ナイトサーフでは大型の魚が釣りやすいのです。スズキ、ワラササイズがアベレージサイズになることも!ファイトも強烈で、釣り人としては一度は対戦したい相手です。

ナイトサーフのシーバスはランカーサイズ!

ナイトサーフで釣れるタイミング・ポイント

ナイトサーフは遠州灘では10月下旬~1月頃まで釣果報告があります。まだまだ調査が必要な釣りのため今後シーズンがさらに明確になるかも知れません。

ナイトサーフには当然、マヅメはありません。となれば残るは潮の干満、風、光量などです。通常のサーフと同様、潮止まり前後はベイトの行動が活発になるため青物の釣果も得やすくなります。あとは風や光量なども意識することで効率よく青物に出会うことができます。

高質な動画ではないです😅

ポイントは岩礁、河口、離岸流、ブレイクなど昼間のサーフでも好ポイントとされるポイントが狙い目です。これに先程の気候条件も組み合わせてベイトとなるイワシやコノシロが群れで動くことを想像しながら自分だけのポイントを見つけてみてください。

ナイトサーフでのルアー・タックル

ナイトサーフも昼間のサーフの釣りと同じタックルを使用します。

ロッドは10f以上でMH程度のもので、リールも4000番台以上が基本となります。ラインはPEで2号以上、リーダーはできるだけPEの強度に近いものを選び、突然の大物でのラインブレイクを防いでください。

個人的なオススメロッド!サーフの基本性能を全て備えたモデル!

個人的なオススメリール!サーフで求められる堅牢性を備えたモデル!

次にルアーです。昼間のサーフゲームと1番違うのはルアー選択です。

昼間はフラットフィッシュでも青物でもメタルジグの活躍の場面が多いですが、ナイトサーフではフローティングミノーが主力となります。サイズも130~160mmほどの大型のフローティングミノーをメインで使用します。メタルジグでも釣れないことはありませんが、ナイトサーフでは主に表層~中層を狙える、フローティングミノーやシンキングペンシルだと釣果が安定します。

ナイトサーフでの釣り方

まずは昼間のサーフフィッシングと同様に遠投が必要です。

驚くほど手前で釣れることもありますが、フローティングミノーやシンキングペンシルは沖にある潮の流れを利用することで魚を広範囲に誘うことができます。遠投し素早く糸フケを回収したら、穂先に潮の重みを感じながらスロー~超デッドスローでリトリーブをします。

反応がない場合にはリトリーブスピードを変えたり、ストップを入れたり、キャスト方向を変えたりしてルアーの流し方、泳がせ方に変化をつけます。

魚がいれば比較的簡単に反応があるので、数投して反応がなければ立ち位置を徐々に横へ移動しながらサーフを広範囲に探っていきます。

まとめ

ナイトサーフはまだまだ可能性を秘めた魅力ある釣りです。特に大物を釣ってみたい方にはぜひチャレンジして頂きたいです。いい日に当たればブリクラスを短時間に複数手にすることも可能です。

突然、怪魚オオニベが現れることも!

夜間の釣りになりますのでライトを携行し、昼間以上に安全対策は万全に。波に近づきすぎないように気をつけましょう。マナーとモラルを守って、釣れなくても気持ちの良い釣りにしてください。

この記事を書いた人
釣りメンぱぱ

浜名湖系釣りブロガー
埼玉県出身。愛知県在住30代サラリーマン。幼児期のニジマス釣りで釣りにハマり、現在ではチニング、メバリング、アジング、サーフ、シーバス、トラウトなどおかっぱりのルアーを中心に日々奮闘中。

釣りメンぱぱをフォローする
スポンサーリンク
釣りメンぱぱをフォローする